台東のスローフードが世界の舞台へ!8組がイタリアの国際大会で地域の食の力を発信

写真慢食臺東

論文慢食臺東

日にち:2026.09.25

2年に一度開催されるスローフードの国際大会「Terra Madre – Salone del Gusto(テッラ・マードレ/サローネ・デル・グスト)」が、9月24日から4日間、イタリア・トリノの中心部で開催されました。台東県副県長の王志輝が率いる代表団には、旗遇海味、拾事·食室、晒日頭、沐森海岸、木犀、蓋亞那工作坊、成功海銀行、烤茶地の8組の料理人・生産者が参加。ナショナルパビリオンに匹敵する規模の展示スペースを設け、連日、食文化を伝える実演やトークを通じて、これまでの取り組みの成果を紹介し、具体的な交流につなげました。

台東のスローフードが世界の舞台へ!8組がイタリアの国際大会で地域の食の力を発信

台東のスローフードが世界の舞台へ!8組がイタリアの国際大会で地域の食の力を発信

台東のスローフードが世界の舞台へ!8組がイタリアの国際大会で地域の食の力を発信

王副県長によると、台東が代表団を結成して同大会に参加するのは2年連続で、地元のスローフード支部発足以来、最も充実した体制での参加となりました。8組は、それぞれ異なる民族、産地、世代の食の実践を代表しています。台東が大切にする「スロー」は、暮らしの姿勢であると同時に、成果を検証でき、次の世代へと受け継いでいける地域産業のモデルでもあることを、世界に伝えるのが狙いです。台東のスローフード運動が成熟し、台東スローフードフェスティバルから国際大会へと活動の場を広げてきた背景には、地域と国際的なコミュニティが長年にわたって築いてきた信頼関係があります。 会期中は、旗遇海味、拾事·食室、晒日頭、沐森海岸、成功海銀行などが交代で、魚でんぶ、海藻バター、刺蔥の葉を使ったマヨネーズ、ジャム、台茶24号、紅烏龍茶、パイナップルと海藻の炭酸飲料などの試食・試飲を提供しました。木犀、蓋亞那工作坊、沐森海岸、拾事·食室、旗遇海味は、先住民族の集落に伝わる食文化を生かしたおにぎり作りを実演。晒日頭と木犀は食農教育の経験を紹介し、成功海銀行と旗遇海味は「海の上と下」をテーマに、台東沿岸の漁業文化と持続可能性について語りました。また、烤茶地と蓋亞那工作坊は、トークの内容に合わせた酒類の試飲を行いました。 会場では、ブヌン族の漬物作り、蓋亞那工作坊による豆の分類体験、ブヌン族の豆スープの試食に加え、烤茶地による酒造り体験と試飲会も実施。海外の来場者が、先住民族の食を支える手仕事や知恵に触れる機会となりました。ヨーロッパや南米から訪れた食品取引関係者やスローフードの実践者からは、おにぎり作りや酒造り体験に高い関心が寄せられました。また、手投げの銛を使う漁法に込められた持続可能性の考え方も来場者に深い印象を与え、連携や交流の可能性について積極的な問い合わせがありました。 王副県長は、2年に一度の国際交流の場であるTerra Madreへの参加を通じて、台東のスローフードを軸とした海外とのつながりを、今後も広げていきたいと述べました。台湾を愛するより多くの人々に台東を知り、好きになってもらい、何度も訪れてもらうとともに、地域産業の国際的なネットワーク拡大にもつなげていく考えです。

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